障害年金認定手続きの客観性・公平性の確保に向けた取り組みについて
「令和6年度の障害年金の認定状況についての調査報告書」の情報をアップ致します。
当機構では、令和6年度の調査報告書を踏まえ、お客様からご請求いただいた障害年金がより適切かつ公平に判定されるよう、令和7年7月より審査体制および認定プロセスの抜本的な見直しを一通り完了いたしました。
さらに、過去の不支給事案に対する全件再点検も並行して進めております。新しく生まれ変わった審査の流れと、現在の点検状況について以下の通りご報告いたします。
1. 新しい「障害年金」審査・認定の流れ(業務フロー) お客様に安心してご請求いただけるよう、職員による先入観を排除し、複数の専門医が客観的に審査する体制へと改善しました。

その他の体制強化
審査人員の増強: 障害年金センターの体制を405人から444人へ増員(令和7年10月〜)し、迅速かつ丁寧な審査を行っています。
外部専門家の参画: 障害認定審査委員会に新たに福祉職の委員を追加し、より多角的な視点で客観性を担保しています。
2. 過去の不支給等事案に対する「再点検」の進捗状況
より適切な判定を徹底するため、令和6年度に不支給となった精神障害等の事案(約11,000件)について、現在優先的に全件再点検を行っています。
点検済件数(令和7年9月19日現在): 2,895件(令和6年7月原処分分まで)
再審査により支給決定となった件数: 124件(全体の約4.3%)
【支給決定へ変更となった主な理由】 当初の処分時よりも、「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」に基づき、長期にわたる療養状況や、環境(周囲の援助)、就労実態(職場での配慮や日常生活への疲労の影響)といった「総合評価の際に考慮すべき要素」をより重視した結果、当初の処分を取り消して新たに支給決定を行っています。対象となる方へは順次、支給決定文書を発送しております。
今後も、毎月約2,000件のペースで年度内にかけて点検を継続し、進捗状況を毎月ホームページにて公表してまいります。
[ 令和6年度の障害年金の認定状況についての調査報告書 PDF(リンク先URL障害年金の認定状況について|日本年金機構)